による咬筋の痛みの治療

咬筋

咬筋とは、頬のすぐ後ろにあり、顎の外側を覆う2つの主要な咀嚼筋です。咬筋は、顎を食いしばったり、歯ぎしりをしたりする働きがあり、人体の中で最も強い筋肉です。残念なことに、この筋肉は人体の中でもトリガーポイントが発生しやすい場所でもあり、いわゆる歯ぎしりである「ブラキシズム」や顎関節症候群などの症状がよく見られます。また、緊張型頭痛と顎の筋肉の緊張には強い関係があります。

ボトックス(A型ボツリヌストキシン)

A型ボツリヌス・トキシン注射は、トリガーポイントがはっきりしている患者様や筋肉が恒常的に収縮している患者様、筋肉の痙攣に伴う頭痛がある患者様におすすめの治療法です。ボトックスはA型ボツリヌス・トキシンの販売名で、ボツリヌス菌と呼ばれるバクテリアの一種であるクロストリジウム・ボツリヌスに由来します。ボトックスを筋肉に注射すると、脳から送られてくる筋肉の収縮を指示する信号を遮断することができます。ボトックスは、関係する筋肉の緊張を効果的に和らげ、全身にパニック信号を送らないようにすることで、そうした筋肉をターゲットにします。体は痛みを感じていないと思い込みます。ボトックスは、3ヶ月から6ヶ月の間、筋肉をリラックスさせ、その後、筋肉が痛みや痙攣なしに正常に収縮するようになることが期待されます。

施術

まず、治療を担当する医師が時間をかけて各トリガーポイントを特定し、その部分をペンでマーキングします。その後、クロルヘキシジン消毒スプレーで患部を消毒し、美容​外科用の細い針で即効性のある局所麻酔薬を注入します。
ボトックスは、症例に応じて3つの異なる方法で投与されます。通常、美容外科用の細い針が好まれますが、トリガーポイントへのアクセスが困難な場合は、スティムプレックス神経刺激装置や超音波誘導が必要になることもあります。通常は100単位のボトックスを投与しますが、患部によっては200単位まで増やすことが可能です。ボトックスは、顎を閉じる働きをする咬筋に直接注入されます。

施術の結果

ボトックスの大きな利点の1つは、回復にかかる時間がほとんど、または全くないことで、多くの人が体調を崩すことなくすぐに日常生活に戻ることができます。治療の効果は約3~6ヶ月持続し、この期間の後に施術を繰り返し受けることができます。
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