Author Archives: jpcoaibeauty

「hyperpigmentation」は日本語で何と言う?

イギリスで生活していると、仕事やストレス、天候の変化により肌の調子が崩れやすくなります。特に「夜更かしした翌日、顔色がどんより」「最近くすみやシミが目立つようになってきた」と感じたことはありませんか?そんなときにふと鏡を見て気づくのが、hyperpigmentation(ハイパーピグメンテーション)です。 ハイパーピグメンテーションとは、メラニン色素が過剰に生成・沈着することで、肌の一部が他の部分よりも濃く見えたり、色ムラが生じたりする状態を指します。日本語では「色素沈着」や「シミ」とも表現され、美容医療の現場では広く使われる用語です。     この色素沈着にはさまざまな種類があり、原因や症状によって異なります。たとえば、そばかすは遺伝的な要素が強く、子どもの頃から見られる小さな斑点です。日焼けによるシミは紫外線のダメージによってできる茶色〜黒色の斑点で、表皮に現れ、そばかすに似ています。 肝斑はホルモンバランスの変化(妊娠、更年期、ピルの使用など)や内臓機能の変化が関係しており、特に女性に多く見られます。頬骨のあたりに左右対称に出ることが多く、蝶形に見えることもあります。中高年層に多い老人性色素斑は、皮膚の老化や紫外線の蓄積により生じ、手の甲や額など露出の多い部分に現れます。 また、ニキビ跡や湿疹、アレルギーなどによる炎症後の色素沈着もハイパーピグメンテーションの一種で、肌トラブルが起こった後に黒ずみとして残ることがあります。 このようなhyperpigmentationは、通常のスキンケアではなかなか改善しにくいですが、現代の美容医療では、より効果的で安全な治療法が増えてきました。 代表的な治療法の一つが、アメリカFDAおよび中国CFDAに認可されているPicoSure(ピコシュア)です。ピコ秒レーザーという非常に短いパルス幅でエネルギーを照射し、メラニンを瞬時に破壊する技術で、ダウンタイムが短く、安全性が高いとされています。     ロンドンのAi Beauty Clinicでは、イギリスでも数少ない正規導入クリニックとしてピコシュアを導入しており、シミや色素沈着の悩みに対して高精度なアプローチが可能です。特にFocus Lens Arrayと呼ばれる専用レンズを使用することで、755nm波長の光が深層部まで届き、より均一な肌トーンへと導きます。 また、症状が軽い方や、少しずつ改善したい方にはIPL(光治療)もおすすめです。OPT技術や非剥離型のフラクショナルレーザーResurFXを用いて、メラニンに直接作用する光を照射します。正常な皮膚にはダメージを与えず、ピンポイントで色素にアプローチできるため、安全性と効果の両立が可能です。必要に応じてケミカルピーリングや専用注射と組み合わせることで、さらに効果を高めることもできます。     ハイパーピグメンテーションは見た目の印象や自信に影響することもありますが、正しいアプローチでケアをすれば、改善は十分可能です。 ロンドンにあるAi Beauty Clinicは、英国政府の医療監査機関CQCに認定された正規の美容医療クリニックであり、日本語対応も可能な医療スタッフが在籍しています。安心・安全な環境で、一人ひとりのお悩みに合わせた最適な治療をご提案いたします。色ムラやシミが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

法令線は英語で何と言う?

多くの人が知らないことですが、顔の中で最も老化が目立ちやすい部位は、目の下のたるみ(bags under the eyes)でも、おでこの深いシワでもなく、鼻の横にある二本の法令線(nasolabial folds)です。 「法令線」は英語でnasolabial foldsと呼ばれます。「naso-(鼻)」という語根からもわかるように、これは鼻から口元まで伸びるシワのことです。他にも、Creases (nostrils to mouth) と表現されることもありますし、もっとカジュアルな言い方では、smile lines や laugh lines とも呼ばれます。これは、笑った時にこの部分のシワが深くなりやすいことに由来しています。 顔や体にできるシワ全般は、英語でwrinklesと呼ばれます。もっと細かいシワはfine linesです。 表情によってできるシワはExpression linesとも言い、以下のような種類があります: 額のシワ:forehead wrinkles または worry lines 目尻のシワ:fish tail lines または crow’s feet 法令線:nasolabial folds また、身体にできる妊娠線は、stretch marksと呼ばれます。   これらのシワや細かいラインは、時間の経過によって現れる老化のサインです。そのため、美容医療(aesthetic medicine)の分野では、これらを薄くしたり除去したりするための様々な治療が行われています。特に顔の印象を大きく左右するnasolabial foldsは、治療の重要な対象です。   nasolabial foldsの除去には、外科手術ではなく非外科的美容(Non surgical procedures)がよく使われます。 たとえば、注射による微細整形(micro plastic injection)では、ヒアルロン酸注入(Dermal Fillers)により、鼻基底の凹みにフィラーを注入し、nasolabial foldsを目立たなくする治療が一般的です。 また、顔の若返り(Face rejuvenation)の分野では、アンチエイジング(Anti-aging)のための非侵襲的施術(non-invasive procedure)が活用されており、最新技術で肌をリフトアップし、コラーゲンの再生を促すことで、総合的に顔の老化を改善します。 Ai Beauty Clinicでは、Thermage […]

閉鎖面皰(白ニキビ)は英語でどう言う?

長年、白ニキビ(閉鎖面皰 / closed comedo)に悩まされている男性・女性の皆さん、どれくらいいらっしゃるでしょうか?本来はすべすべだった肌に、いつの間にかポツポツとしたブツブツが…。これは一体何者?そして、英語ではどう表現されるのでしょう?     白ニキビ(閉鎖面皰 / closed comedo)は一般的に「白頭(はくとう)」とも呼ばれ、英語ではclosed comedo / comedoneまたはwhiteheadと訳されます。これは、痤瘡(acne)の初期段階であるため、時にacneという言葉で総称されることもあります。閉じた毛穴(air follicle)の中に皮脂(sebum)がたまり、肌表面に小さな白い隆起として現れるのが特徴です。この段階では、毛穴が徐々に押し広げられ、痤瘡丙酸杆菌(propionibacterium acnes)が増殖し始めます。 粉刺の分類について 粉刺は、大きく以下のように分類されます: 開放性粉刺(Open comedone) 閉合性粉刺(Closed comedone)(=白ニキビ) また、見た目に基づく分類として: 黒頭粉刺(Blackhead comedone) 白頭粉刺(Whitehead comedone) 開放性粉刺は、いわゆる「黒ずみ」で、毛穴が開いた状態にあり、比較的押し出しやすいのが特徴です。一方、白ニキビ(閉鎖面皰)は毛穴が閉じた状態であり、皮脂腺の過剰な分泌(excessive production of sebum)により、毛穴の角化が進み、皮脂が内部に閉じ込められて酸化せず、白いまたは赤い点として皮膚の下に現れます。赤くなっている場合は炎症が起きており、その後ニキビ(pimple/acne)へと進行する可能性があります。 よくできる部位と繰り返しやすい肌質 白ニキビができやすい部位は以下のとおりです: おでこ(forehead) あご(chin) ほお(cheek) 唇まわり(lips) 小鼻のわき(wing of the nose) 特に、オイリー肌・ニキビ肌(油痘肌)の方は繰り返しやすい傾向があります。しつこく消えない白ニキビには、美容皮膚科(cosmetic dermatology)での施術が、一般的なスキンケア製品よりも早く効果を実感できることがあります。     注入治療(injectable aesthetics)には、以下のような代表的メニューがあります: 水光注射(Mesotherapy) 自己血液由来PRP(Platelet-rich plasma) いずれも、注射によって皮膚に「栄養」を届け、ざらついた肌質を改善することを目的としています。 また、皮脂分泌が多く、キメの乱れた肌には以下の施術も効果的です: ハイドラフェイシャル(Hydrafacial) ケミカルピーリング(Acid Peel) ハイドラフェイシャルは高級スキンケア(high-end […]

木偶纹は英語で何と言いますか?

皺は、年月が顔に刻んだ痕跡だと言われます。その中でも、年齢を一目で印象づけてしまう主なものは、fine lines だけでなく、nasolabial folds、crow’s feet、forehead wrinkles など、目立つシワたちです。しかし、口元には見落とされがちな“老け見えの元凶”が潜んでいます。それが「Marionette Lines / puppet lines」です。 Marionette Lines(マリオネットライン)とは、まさに名前の通り、操り人形のように、口角から顎にかけて伸びる2本のラインのこと。状態が進むと「よだれシワ」や「括号纹」と呼ばれることもあり、明確に目立つ場合には「カッコ口」と冗談を言われることもあります。     マリオネットラインの特徴と原因 法令纹と並んで、マリオネットラインは顔の中下部において最も老けて見える特徴の一つです。加齢によるたるみや緩み、そして口角の外側や下方に現れる弧状の凹み(arc-shaped depressions)が見られ、重度の老化では口角の膨らみ(Perioral Mound)も伴うことがあります。 主な原因は以下のような変化です: 軟部組織のボリューム減少(decrease in soft tissue volume) 構造的な支えの喪失(loss of structural support) 真皮の弾力性低下(loss of collagen) また、表情が豊かすぎる習慣、頬骨(cheekbones)が高い人、顎が前に出ている人、筋肉の張りが少ない人などは、法令纹や木偶纹が現れやすい傾向にあります。加齢によるコラーゲンの減少も大きな要因であり、顔面骨格の変化によって支えが弱まり、頬の脂肪が下に溜まることで、木偶纹や「たるみ」が目立つようになります。     静的 vs 動的 マリオネットライン 他のシワと同様に、マリオネットラインにも2種類あります: 静的マリオネットライン(Static Marionette Lines)加齢により常に見える本物のシワで、fat pockets や sagging skin とともに現れるのが特徴です。 動的マリオネットライン(Dynamic Marionette Lines)若い人に見られる表情シワで、表情筋をよく使うことで目立つようになります。予防的なケアが重要です。 アジア人に多い理由 私たちアジア人は、上顎骨が後退している傾向や、下顎骨の発達不足(顎が小さい/後退)により、もともと顔の支持力が弱い傾向にあります。加齢に伴って骨量が減少すると、さらに支えが失われ、木偶纹が目立ちやすくなります。目立つようになったら、医療美容による老化対策を検討すべき段階です。     […]

汗管腫は英語で何と言う?

汗管腫(Syringoma/Hidrocystoma)とは、皮膚にできる小さな良性腫瘍の一種であり、一見すると脂肪粒(milia)や丘疹(papules)と間違われることがありますが、実際には汗管腫は特徴的な所見により容易に識別できます。     汗管腫は、大きな汗腺(sweat gland)の存在しない部位、特に顔面、なかでも下まぶたに好発します。肌色~淡黄色または黄褐色の小さな丸いまたは平坦な粒状の皮膚病変として現れ、サイズは針の先ほどの小さなものから栗のような大きさまでさまざまです。表面は滑らかで、ほとんどのケースでは無症状、あるいは軽度のかゆみを伴う程度です。 この皮膚状態の原因は複数あり、遺伝(Genetics)、自然老化(Natural Aging)、内分泌の変化(Endocrine)、体質などが関係しています。たとえば、家族内に同じ症状を持つ人がいる場合は、遺伝的要因が疑われます。また、加齢により皮膚細胞の代謝が低下することで、汗管腫ができやすくなることもあります。思春期、妊娠、月経周期の変化、ホルモン使用などの内分泌変化も発症を助長する可能性があります。さらに、免疫状態や油分の多いスキンケア製品の使用も関与していると考えられています。 顔面以外にも、胸部や腹部などの体の他の部位にも出現する場合があります。一部の患者は、ビタミンEや抗酸化物質(antioxidants)などのサプリメントや薬を試すこともありますが、これらの効果は確実ではないため、専門医の指導のもとでの治療が推奨されます。     治療方法としては、局所冷凍療法(cryotherapy)や外科的手術(surgical operation)などがあります。冷凍療法では、患部を凍結することで異常細胞を破壊しますが、複数回の施術が必要になることもあります。外科手術は、特にサイズが大きい場合や美容上問題となるケースにおいて有効です。 日常的な汗管腫の管理には、美容医療(aesthetic medicine)の分野で一般的に使用される光電治療(photodynamic therapy)が主な選択肢となります。なかでも、Fotona 4D Proは高性能なレーザーシステムで、Nd:YAGレーザー技術を用いて汗管腫を効果的に破壊し、皮膚の代謝によって自然に排出させます。さらにこの機器は、「内外からの分層アプローチによる4次元若返り療法」という唯一無二の技術を有し、輪郭のたるみ、肌の色ムラ、肌質、ボリュームの減少など、加齢による4つの主な問題を同時に改善し、脂肪の溶解・引き締め・肌の若返りを実現します。     汗管腫の治療においては、正規かつ専門性の高い美容医療機関を選ぶことが非常に重要です。AI Beauty Clinicは、イギリスのCQC(Care Quality Commission)認証を受けた医療美容機関として、豊富な臨床経験と先進的な治療機器を有し、安全かつ効果的な治療プランを提供しています。医療スタッフが一人ひとりの症状に合わせてオーダーメイドの施術計画を立案し、効果と安全性の両立を図ります。 汗管腫の治療にとどまらず、AI Beauty Clinicでは肌の引き締め、シミ取り、シワ取りなど、幅広いスキンケアサービスを提供しており、ロンドンで最も人気のあるアジア系医療美容機関の一つです。 結論として、汗管腫は一般的な皮膚の問題ではありますが、適切な治療と予防策を講じることで、効果的にコントロールし改善することが可能です。AI Beauty Clinicは、すべての美を求める方に最高品質の美容医療サービスを提供することを使命としています。

Mesotherapyは日本語で何と言う?

イギリスで美容医療に興味を持った方なら、一度は耳にしたことがあるであろう「Mesotherapy(メソセラピー)」。日本語では「メソセラピー」と音訳されることが多いですが、原義に立ち返ると、「中胚葉療法(ちゅうはいようりょうほう)」や「皮内注射療法」などとも呼ばれます。 この施術は、もともとは医療目的の皮下注射技術として誕生しましたが、韓国での美容施術としての爆発的な人気を経て、現在では世界中で定番の**美肌管理(スキンマネジメント)法として知られるようになりました。特に水光注射(スイコウチュウシャ)**という名称でも知られ、イギリスでも多くの方が定期的なスキンケアの一環として取り入れています。     水光注射の仕組みとは? 水光注射(Mesotherapy)は、ヒアルロン酸などの有効成分を極細の針で真皮層に直接注入することで、肌にうるおいとハリを与え、シワやくすみを改善し、肌の再生力を高める施術です。シンプルに言えば「美容成分を肌の内側にダイレクトに届ける治療」であり、例えば: ヒアルロン酸 → 保湿・弾力アップ コラーゲン → ハリ・ボリューム補填 ボツリヌストキシン → シワ予防・改善 ビタミンC → 美白効果 ビタミンA+E → 抗酸化・エイジングケア など、目的に応じて成分をカスタマイズして注入することが可能です。 ヒアルロン酸は1分子で500〜1000個の水分子を抱え込める強力な保湿成分であり、「1回の水光注射は1000枚のフェイスマスクに相当する」と言われるほど。実際に、施術直後から肌のふっくら感やツヤを実感できることが多いのが特長です。 イギリスで選ばれている水光注射ブランド イギリスでは、MHRA(英国医薬品・医療製品規制庁)やEUの認可を受けた製剤のみが使用されており、安全性が非常に高いのがポイント。代表的なブランドには: FILORGA NCTF135(フィロルガ) CYTOCARE 532(サイトケア) TEOSYAL MESO(テオシャル) RESTYLANE SKINBOOSTERS(レスチレン) SURFACE WHITE / SURFACE MESO BCNスポット除去注射 などがあります。 多くの方が、ヒアルロン酸+フィロルガの組み合わせや、ビタミンCを加えた美白目的の配合など、自分の肌質や悩みに合わせたブレンドを選んでいます。     手打ち vs 機械打ち、水光注射はどっちがいい? 水光注射には「手打ち(手作業注入)」と「機械打ち(自動注入機使用)」があります。機械注入は量や深さを正確にコントロールできる利点がありますが、部位によっては薬液が漏れやすくなるなどのデメリットも。細かい部位や個別対応が必要な場合は、医師による手打ちで丁寧に注入されることもあります。 Ai Beauty Clinicの水光注射が選ばれる理由 ロンドン中心部・オックスフォードストリートにあるAi Beauty Clinicでは、日本人を含むアジア系のお客様に多数対応してきた臨床経験豊富な医師陣が対応いたします。当院では、施術前にVISIA肌診断機を使って肌の状態をデータで可視化し、1対1のカウンセリングに基づいたカスタム調合を行います。 さらに、当院のスタッフはすべてGMC(英国医師会)またはNMC(看護師評議会)登録済みの医療従事者で構成されており、NHS(英国国営医療機関)出身の医師・看護師が在籍しています。日本人の肌質や美意識を理解したチームによる施術なので、イギリス在住の日本人のお客様からも高い支持を得ています。   […]

ウルセラ VS サーマクール,非侵襲的なアンチエイジング、どちらを選ぶべき?

若々しさや引き締まりの反対語は——老化とたるみです。特に顔のたるみや下垂は、老化や年齢をもっとも如実に露呈させます。科学的な認識では、同年代の人より10歳若く見えれば、それだけで非常に成功しているとされます。そのため、医療美容による若返りのハイテクは、近年、世界中で大流行しています。多くの方がご存知の通り、現在市場で最も主流とされる2つの医療美容アンチエイジング技術は、ウルセラ(超音波リフト)とサーマクール(高周波リフト)です。どちらもアンチエイジング・引き締め・リフトアップを主軸とした最先端の医療美容機器であり、高価な施術です。私たちのように異なるニーズを持つ人にとって、非侵襲的なアンチエイジングとして、どちらを選ぶのが適切なのでしょうか?       イギリス・ロンドン医療美容解説 Ai Beauty Clinicは、英国の権威ある医療美容第三者プラットフォーム「Consulting Room」に認証された正規の医療美容機関として、アメリカ正規版のMerz社製ウルセラと、最新の第5世代サーマクールFLXの両方を正式に導入しています。今回は、2つの機器の違いとそれぞれの優位性についてご説明します。   Q1:原理の面で、ウルセラとサーマクールはそれぞれどのように作用するのですか? 皆さんは子どもの頃、太陽の下で虫眼鏡を使って紙に光を集め、しばらくすると「パッ」と紙が燃えるという遊びをしたことがあるでしょうか?ウルセラの原理はまさにそれです。超音波エネルギーを用い、分散した超音波を皮下4.5mmのSMAS筋膜層に集束させ、65℃〜70℃の温度を生じさせて、1万個近い凝固点を作り出します。これらの高温凝固点がコラーゲンを即座に収縮させ、刺激によって大量の新生と再構築が促され、新しいコラーゲン線維網が形成されます。これにより、肌の深層から弾力を強化し、たるみ・下垂した肌を再び引き締めリフトアップさせるのです。       一方、サーマクールの本質は「高周波(ラジオ波)」であり、これは高周波交流電磁波の略称です。サーマクールは特許技術のある治療用チップを使い、電場を集束させる効果を生み出し、真皮層に正確に作用させます。真皮を65℃〜75℃まで加熱し、真皮の線維層に熱損傷を与えることで、刺激を受けた細胞は「組織が傷ついた」と錯覚して治癒信号を発信し、大量のコラーゲンが修復のために生成されます。つまり、体内の自然な自己修復メカニズムを促進することで、コラーゲンが再構築され、肌が瞬時に引き締まるのです。   Q2:基本原理以外に、他にはどのような違いがありますか? ウルセラとサーマクールは効果が似ていますが、具体的な数値やディテールにおいて異なる点があります。 光波と作用層の違い:ウルセラの光波エネルギーはメスのように皮膚を貫通し、表皮、真皮、脂肪層を通過して筋膜層に到達し、標的にエネルギーを照射します。表皮や真皮には影響を与えず、目的に応じて異なる深さのカートリッジ(通常は1.5mm、3.0mm、4.5mm)を選ぶことができます。一方、サーマクールは単極性高周波を使用し、チップから出る電波が皮膚を層ごとに通過しながら伝導され、まるで電子レンジで食品を温めるように、層を通して真皮層に到達します。これは“伝導型の加熱”といえます。 治療チップの違い:ウルセラのチップは1.5mm、3.0mm、4.5mmと深さ別に設定されています。現在の最新型である第5世代サーマクールFLXも、最大で4.3mmまで届く設計になっています。ただし、サーマクールのチップは顔用・目元用・ボディ用の3種類に分かれており、それぞれ一回使い切り・一人一用です。Ai Beautyでは、現場でその場で開封して使用するため、正式かつ安全で衛生的です。     対応する悩みの違い:ウルセラはリフトアップ、引き上げ、深層引き締めに特化しており、皮膚のたるみ・下垂が著しい方により適しています。一方、サーマクールはしわの除去、表層の引き締め、脂肪の軽減に強みがあり、軽度のたるみや下垂のある方に向いています。 ウルセラ VS サーマクール 適応比較(ロンドン医療美容) 術後効果のタイミング:一般的にウルセラは、施術直後に10%〜20%の効果を実感し、2〜3ヶ月後に明確な効果が現れ、6ヶ月後に最も良い効果を迎えます。メンテナンスが良好であれば、効果は2〜3年持続します。 サーマクールは施術直後に肌の引き締め効果が感じられ、2〜4ヶ月後に効果が現れ始め、6ヶ月後にピークを迎えます。その後は効果のスピードがゆるやかになり、こちらも適切なケアをすれば2〜3年の維持が可能です。 認証の違い:ウルセラはFDAに唯一「リフティング」の適応症として認定された引き締めシステムです。一方、サーマクールは、上下まぶたの引き締め・しわ取りに対してFDAが唯一許可した機器であり、1回の施術で明らかなリフトアップ・引き締め・しわ改善効果を得られる医療美容機器として、世界的に高く評価されています。FDAは米国食品医薬品局であり、世界で最も厳格な認証基準といわれています。つまり、両者とも非常に優秀な機器です。 Q3:ウルセラとサーマクール、それぞれの際立つメリットは? ウルセラの強み:超音波可視化によるしわ取り・リフトアップシステムであり、SMAS筋膜層を対象とする「極限音波リフト」とも呼ばれています。肌の老化は25歳前後から始まり、肌の弾力と強度を保つSMAS(筋膜層)のコラーゲンや弾性線維が損傷・退化することで避けられなくなります。したがって、深層のSMAS層でのコラーゲン新生を活性化することがカギとなります。ウルセラはまさにそこへ作用します。ウルセラの極限的な深さと高温により、一度の施術でも大きなリフトアップ効果が得られ、エネルギーは表皮を通過するため皮膚を加熱せず、周囲の組織を傷つけずに正確な治療が可能で、根本的に老化の問題を解決できます。   サーマクールの強み:今回導入した新世代のThermage FLXは、「F」はFASTER(高速化)、「L」はALGORITHM(アルゴリズム)、「X」はEXPERIENCE(快適性)を意味します。Thermage FLXは、非侵襲的なしわ改善・引き締め・ボディライン形成のための最新型です。REP(高周波エネルギーパルス)内にAccuREP™技術を搭載しており、局所のインピーダンスを自動で測定し、エネルギー出力を調整することで、治療部位に均一なエネルギーを与え、より正確な治療効果を実現します。同時に火傷のリスクをゼロに近づけ、第4世代よりもさらに進化した効果が得られます。 Q4:このようなアンチエイジングのニーズがある人は、どちらを選ぶべきでしょうか? (左図:サーマクールFLX施術図 右図:ウルセラ施術図) 両方ともそれぞれの強みがあります。サーマクールは家を建てる際の「コンクリート」のように、全体の構造を通して働きかける施術であり、ウルセラは「鉄筋」のように定点・定深度・定位置で筋膜を刺激します。深さで言えばウルセラのほうが深く、温度も高めです。どちらもフェイスライン改善、引き締め、皮膚の引き上げに効果がありますが、違いとしては、ウルセラは脂肪が多くてたるみが強い中高年層に向いており、サーマクールは軽度のたるみ・下垂がある若年層に向いています。簡単に言えば、ウルセラは「下垂重視」、サーマクールは「引き締め重視」です。 はっきり分けるならば、ウルセラは脂肪燃焼・収縮により、脂肪量が多い若年層により適しています。脂肪が少ない人がウルセラを受けると、下垂や凹みが目立ちやすくなります。一方、サーマクールは引き締め効果がより高く、脂肪量が少なく、皮膚がたるみ始めた人に向いています。初期老化の予防、顔のふくらみを維持したい人、コラーゲンの生成を促したい人には、サーマクールがより適しています。 実際、ウルセラとサーマクールは競合するものではなく、条件が許せば「強力な組み合わせ」として併用することも可能です。2つの異なる治療効果を組み合わせることで、単体では得られない理想的な総合アンチエイジング効果が期待できます。 Ai Beauty Clinicでは、感謝の気持ちを込めて、サーマクール+ウルセラのコンビネーション施術を特別価格でご提供しています。お客様に最も専門的で、最も効果的、最も適した、本格的な総合アンチエイジング治療をお届けいたします。

profhiloは日本語で何と言う?

たるみ・リフトアップ・しわの改善は、エイジングケアにおける医療美容の永遠のテーマです。しかし、いわゆる“貴族向け”の大型医療機器は、誰にとってもすぐに手を出せる選択肢ではありません。そんな中、「もっと気軽に・短時間で・かつ効果的に」エイジングケアを始めたい方におすすめなのが、次世代の注入型スキンブースター、profhilo(プロファイロ)です。 このprofhilo(プロファイロ)は、パリで開催された世界的な皮膚老化対策国際学会(IMCAS)でも発表された、非架橋・高純度のヒアルロン酸注入製剤です。肌のゆるみや弾力低下に根本からアプローチする革新的な製品として、世界中の美容医療関係者の注目を集めました。     プロファイロには日本語の正式名称はありませんが、製造元はイタリアのIBSA Farmaceutici Italia社で、独自のNAHYCO混合技術により、熱処理で安定化された高分子量ヒアルロン酸(H-HA:1100-1400K Da)と低分子量ヒアルロン酸(L-HA:80-100K Da)を、化学的な架橋剤(例:BDDE)を使わずに結合させた注射製剤です。合計ヒアルロン酸濃度は64mgと非常に高く、従来にはない密度と純度を実現しています。この“完全非架橋”の特性が、FDA(米国食品医薬品局)の認可を得た大きな理由の一つです。 profhiloの最大の特徴は、その再構築力と保湿力にあります。従来のボリュームを補うだけのヒアルロン酸とは異なり、肌深層の水分をしっかり保持しながら、コラーゲンとエラスチンの生成を促進します。その結果、ハリと弾力のある若々しい肌へと導きます。 特に注目すべきは、熱処理による安定化構造と非架橋という安全性の高さ。多くのフィラーが持つBDDEなどの化学架橋剤を一切含まず、発酵由来のヒアルロン酸を100%使用しているため、生体適合性が非常に高く、副作用リスクが最小限に抑えられています。これは世界でもトップクラスの品質と評価されています。 実際の臨床研究でも、以下のような効果が証明されています: 線維芽細胞におけるエラスチン産生が、通常のヒアルロン酸と比較して顕著に増加 コラーゲンI型・III型の合成促進が、H-HAおよびL-HA単独使用時よりも高い 角化細胞におけるコラーゲンIV型・VII型の発現も明確に向上     さらに、profhiloは独自のBAPテクニック(Bio Aesthetic Points)を用いた5点注入方式により、顔全体に均等に拡散し、内出血リスクもほぼゼロ。施術後は肌の水分量が持続的に高まり、ツヤ・キメ・ハリが向上し、小じわの改善やリフトアップにも効果を発揮します。 profhiloは顔だけでなく、たるみの気になる首・デコルテ・手の甲・腕の内側など、これまでの製剤では難しかった部位にも対応可能です。その柔軟性と安全性の高さが、多くの医師や患者から選ばれている理由です。 まとめると、profhiloは以下の複合的な効果を持つ注射施術です: 水光注射のような深部保湿 コラーゲンブースターのような再生促進 ボトックスやヒアルロン酸のようなしわ・たるみ改善 「最近、肌のハリがなくなってきた」「肌がくすんで見える」「頬やフェイスラインがゆるんできた」……そんなお悩みに、profhiloは自然で若々しい肌への第一歩となるかもしれません。 ロンドンのAi Beauty Clinicは、英国政府認定CQC(Care Quality Commission)から正式に許可を受けた医療美容クリニックであり、日本語対応スタッフと経験豊富な医師が在籍しております。安全かつ確実な施術をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。    

Microneedlingは日本語で何と言う?

数あるスキンケア治療の中で、特に耳にする機会が多いのがMicroneedling(マイクロニードリング)です。日本語では「ダーマペン」や「マイクロニードル療法」などと呼ばれるこの施術は、長年にわたり美容医療の現場で活用されてきました。肌荒れやニキビ跡、乾燥やエイジングサインに悩む方々にとっては、まさに救世主ともいえる施術です。     Microneedlingは、正式には経皮的コラーゲン誘導療法(percutaneous collagen induction therapy)とも呼ばれ、極細の針で皮膚に微細な穴を開けることで「コントロールされた損傷」を与え、それにより皮膚の自然治癒力を高め、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。最初にこの治療法が発表されたのは1995年で、Orentreichらが「サブシジョン(subcision)」という新しい治療として提案しました。皮膚に90度の角度で針を垂直に挿入し、表皮の下にある筋膜の結合を分断し、シワを改善するというものでした。 現在では、この技術はさらに進化を遂げ、様々な部位やお悩みに対応できるよう、印章型のマイクロニードル、ナノニードル、RF(高周波)マイクロニードルなど多様な種類が登場。また、フォトフェイシャル(IPL)やケミカルピーリング、ボトックス注射など他の美容施術と組み合わせることも可能になり、治療の幅が大きく広がっています。     マイクロニードリングの仕組みは、ナノレベルの極細針で肌の浅い層から深い層まで微細な通路を作り、その通路を通じて成長因子や有効成分、多種の栄養素を効率よく浸透させるというものです。吸収率は通常のスキンケアの約4000倍にもなり、非常に高い効果が期待できます。乾燥肌、敏感肌、小ジワ、ニキビ跡、色素沈着、ストレッチマーク、紫外線ダメージなど、幅広い肌トラブルの改善に適しています。 ロンドンのAi Beauty Clinicでは、このMicroneedling施術において、肌の状態や目的に応じて有効成分を選定し、使用する針の長さも(0.25mm〜2.0mm)調整可能です。これにより、より効果的にお悩みにアプローチすることができます。さらに、使い捨て専用チップを使用するため、交差感染のリスクがなく、安全で衛生的です。薬剤が肌の各層に届くことで、その効果も最大限に引き出されます。     「痛みはありますか?」とよく聞かれますが、基本的には水光注射と同様、多少のチクッとした感覚はあるものの、針が垂直に入る構造のため、痛みはそれほど強くありません。皮膚の真皮層を刺激し、自然な修復力を高めることで、コラーゲン生成を促し、肌のハリや弾力を取り戻します。マイクロニードリング後には、表皮の厚みが約8%増加すると言われており、レーザーやフィラーに匹敵する効果があるとされています。 この治療は副作用も非常に少なく、安全性の高いアンチエイジングケアとして、日々忙しい社会人の方々にも人気です。週末に施術を受けて肌に“エネルギーチャージ”をする方も増えています。 ただし、マイクロニードリングは施術者の技術によって効果やダウンタイムが大きく変わるため、クリニック選びが非常に重要です。Ai Beauty Clinicでは、すべての施術を英国GMC/NMCの医療資格を持つ、経験豊富な医師・看護師が担当。特にアジア人の肌質に熟知しているスタッフが在籍しており、日本人のお客様にも安心してご利用いただけます。 施術後は、赤みや針跡が一時的に残ることがありますが、当院ではアフターケアもしっかりと行っており、ほとんどの方が2〜3日で回復されます。洗顔はぬるま湯で優しく行い、必要に応じて軟膏や保湿ケアを取り入れてください。小さなかさぶたができる場合もありますが、通常は1週間以内に自然に剥がれます。術後の紫外線対策も大切で、翌日から外出やメイクも可能なので、日常生活への支障はほとんどありません。

「ゴールドマイクロニードル」は英語で何と言う?

Microneedlingという美容施術が普及し発展する中で、より効率的かつ革新的な施術として世界中で注目されているのが、よく耳にするRadioFrequency Microneedlingです。では、なぜこのように呼ばれるのでしょうか? RadioFrequency Microneedlingは、RadioFrequencyとMicroneedlingを融合させた施術です。そのため、イギリスなどでは一般的にRadioFrequency Microneedlingと呼ばれています。 この施術では、特殊加工された非常に鋭利な24Kゴールドの非絶縁性マイクロニードルが皮膚のcuticleを通過し、Dermisまで到達して有効成分を届けます。そこに独自の点状パルスモードによるRadioFrequencyの生体作用と熱刺激が加わり、皮膚の自己修復機能を活性化させ、新たなcollagenやelastic fibresの生成・再構築を促進し、血行も改善されます。 通常のMicroneedlingと比較すると、RadioFrequency Microneedlingは電子制御により針の出入りが非常に高速で、表皮のダメージが少なく回復も早いです。また、針の深さを精密に調整できるため、施術の精度が高くなります。従来のRadioFrequencyと比べても、表皮への熱ダメージを避けながら深層までエネルギーを届けられるため、かさぶたや色素沈着のリスクが少なく、安全性が高いのが特徴です。深いシワやたるみにも効果的で、即効性と持続性の両方に優れています。 MicroneedlingとRadioFrequency Microneedlingはいずれもminimally invasive solutionとされ、毛穴の引き締めや浅いニキビ跡の改善に効果がありますが、肌のtighteningやfine lines and wrinklesの改善といった面では、RadioFrequency Microneedlingの方がより優れています。 現在、最も高性能とされているRadioFrequency Microneedling機器は、イスラエルのEndyMed.LTDが開発したEndymed 3DEEP(Endymed-PRO)です。この装置は米国FDAおよび中国CFDAの認証を取得しており、Kim KardashianやDavid & Victoria Beckham夫妻、Josephine Skriverなど、世界中のセレブリティやインフルエンサーが愛用しています。 中でも、Endymed Intensifというマイクロニードルハンドピースは、イギリスのAi Beauty Clinicをはじめとする大手クリニックで導入されており、RadioFrequency Microneedlingの代表的な機器です。 このIntensifには、EndyMed独自の3DEEP RF技術が採用されており、複数の発信源(multi-source)と多極電極によるphase controlで、異なる深度のターゲットに正確かつ効率的にエネルギーを届けることが可能です。Flat Pulse Mode(FPM)という独自の点状平帽式パルスモードにより、痛みや不快感も最小限に抑えられています。 non surgical skin rejuvenation treatmentとして、RadioFrequency Microneedlingは定期的なfacial treatmentとして利用されるほか、wrinkles、large open pores、acne marks、acne scarsに対応し、Stimulate collagen production、Smoother skin texture、Firmer, tighter skin、Reduction in the appearance […]