現在、多種多様な美容医療(aesthetic medicine)の施術がありますが、特に人気なのが「小顔注射」です。短時間で理想的な“小Vフェイス”を手に入れられるため、特に若年層を中心に高い支持を得ています。では、小顔注射は英語でどのように表現されるのでしょうか? 実際には、非外科的美容施術(Non-surgical procedures)の一つとして、小顔注射を表す表現はいくつかあります。あるクリニックでは toxin for masseter slimming と呼ばれることもあり、また多くの場合「BOTOX」という言葉がボツリヌストキシン注射全般を指して使用されます。 Botox は、アメリカの有名なブランド名で、Botulinum Toxin(ボツリヌストキシン)という成分から名付けられました。小顔注射や顔の引き締めを目的とした施術では、Face-lift and needle injection とも表現されます。 小顔注射は、一般的な注射型美容施術(micro plastic injection)の一種で、主成分は A 型ボツリヌストキシンです。これは神経筋接合部におけるアセチルコリンの放出を抑制し、一時的に神経伝達を遮断して筋肉を弛緩・麻痺させ、顔の筋肉のボリュームを減らすことで小顔効果を得る仕組みです。 Toxin(毒素)の正式名称は BTX(Botulinum Toxin)で、Clostridium botulinum(ボツリヌス菌)から生成される高分子タンパク質の神経毒素です。毒性はありますが、美容医療で使用されるものは大幅に希釈されており、安全性が確保されています。1992年には FDA により医療用途で承認されています。 ボツリヌストキシンには8種類ありますが、美容で使用されるのは主に A 型および B 型です。これらは顔のしわや咬筋を緩めることでフェイスラインを整えるほか、肩やふくらはぎなどの筋肉を弛緩させ、“直角肩”や“モデル脚”の形成にも効果があります。A 型ボツリヌストキシンを用いた小顔注射は、特に安全かつ効果的とされています。 注意点として、小顔注射は咬筋にのみ作用するため、脂肪の多い顔つきやベビーフェイスには効果がありません。そのような場合は Lipodissolve Injection(脂肪溶解注射)などが検討されます。自分が咬筋型かどうかを確認するには、耳たぶの下の頬を押さえ、奥歯を強く噛みしめて筋肉の盛り上がりを感じることで判断できます。 小顔注射は、骨格が整っており咬筋が発達しているが脂肪が少ない人に向いています。施術後はフェイスラインやあごの形がはっきりし、より洗練された印象になります。左右非対称な顔立ちの調整にも効果があります。 Ai Beauty Clinic では、以下のブランドのボツリヌストキシンを採用しています: Bocouture / Xeomin(ドイツ製、Merz Pharma Group):2011年に FDA 認可を取得し、英国でも人気。 Azzalure(英国製、Ipsen):拡散性が高く、大きな筋肉への施術に適しています。 Botox(アメリカ製、Allergan):業界で最も広く知られた先駆的ブランド。 いずれも A 型ボツリヌストキシン(botulinum toxin A)であり、安全性が高く、信頼性のある人気製品です。目的や体質に応じて適切な製剤を選ぶことができます。 […]
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「顔が大きい」という悩みは非常に一般的で、毎年のように検索トレンドに登場します。実際、多くの女性が「自分は顔が大きい・顔に肉がつきやすい」と感じています。それでは、英語ではこの「顔が大きい」をどのように表現するのでしょうか? 顔の形の中でも、最も理想的とされるのがoval faceです。なお、egg faceと直訳するのは誤りです。 他には、round face(丸顔)、square face(四角顔)、そしてbaby face(童顔)などがあります。 ふくよかな顔、肉付きの良い顔は、英語ではchubby cheekと表現されます。「chubby」は「ふっくらした」「ぽっちゃりした」という意味です。 「ベビーフェイス」にあたる表現としては、baby fatは体全体のぽっちゃり体型に使われることが多く、顔に特化した表現にはplump faceが適切です。「plump」は「丸々とした」「ふくよかな」という意味で、可愛らしくて柔らかい印象を与える表現です。 また、多くの人が経験するのが、頬の肉が張り出す現象であるstud jowlです。これは元々動物の生理現象に由来しますが、人間の場合、美容的な悩みとして扱われます。 このような状態は、頬の両側に脂肪がたまりやすくなる、またはmasseter muscle(咬筋)の肥大によって顔が広がって見える状態を指します。さらに加齢によるたるみも加わることで、顔全体が大きく、角ばって見えるようになります。 分類として、以下の4タイプに分けられます: Fat deposition type of chubby cheeks(脂肪の蓄積型) Bony chubby cheeks(骨格型) Sagging type of chubby cheeks(たるみ型) Enlarged Masseter (chewing muscle) type of chubby cheeks(咬筋型) また、顔全体の大きさに関しても以下のように分類されます: Subcutaneous fat type(皮下脂肪型) Enlarged Masseter(咬筋肥大型) Sagging cheeks type(たるみ型) Bony face […]
可愛いキャミソールを着るのを諦めたこと、ありませんか?原因は「副乳」かもしれません。どんなに運動やダイエットをしても消えず、検索しても解決策が見つからず、自己嫌悪に陥った…そんな経験、ある人も多いでしょう。副乳はまさに、目立つのに無視できない「余計な存在」。では、イギリスではこの「副乳」をどう表現するのでしょうか? 一般的に、副乳は脂肪の蓄積であり、その場所の特性から英語では armpit fat や bra bulge fat などと表現されます。脇の下にぷっくりと出ている部分で、ブラジャーからはみ出して見える脂肪のことです。 実は副乳には、生まれつきの inherited armpit fat と、生活習慣などによる acquired armpit fat に分けられます。先天性の副乳は胸に近い性質を持ち、比較的珍しいタイプです。一方で多くの女性が悩んでいるのは、いわゆる pseudo armpit fat。これは実際の乳房ではないため、mammary glands や nipples もなく、完全に後天的に脂肪が押し出された「余分な肉」にすぎません。 この副乳、太っていることや下着のサイズが合っていないことなどが原因で、長い時間をかけて脇の下に「鉄の塊」のように定着してしまいます。一度できてしまうと落ちにくく、とても目立つため、女性にとっては本当に大きな悩みとなります。そのため、医療美容によってこの脂肪を取り除こうとする人が増えているのです。 初期には手術での除去や liposuction が用いられていましたが、リスクが高いため、最近では non-surgical な脂肪除去法が主流になっています。その中でも特に人気が高いのが、Fat freezing treatment です。 CoolSculpting Elite は、ハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院で皮膚科の権威 Dr. R. Rox Anderson と Dr. Fieter Manstein によって開発された冷却式の脂肪減少機器です。米国の医療機器メーカー ZELTIQ AESTHETICS, INC […]
イギリスで生活していると、仕事やストレス、天候の変化により肌の調子が崩れやすくなります。特に「夜更かしした翌日、顔色がどんより」「最近くすみやシミが目立つようになってきた」と感じたことはありませんか?そんなときにふと鏡を見て気づくのが、hyperpigmentation(ハイパーピグメンテーション)です。 ハイパーピグメンテーションとは、メラニン色素が過剰に生成・沈着することで、肌の一部が他の部分よりも濃く見えたり、色ムラが生じたりする状態を指します。日本語では「色素沈着」や「シミ」とも表現され、美容医療の現場では広く使われる用語です。 この色素沈着にはさまざまな種類があり、原因や症状によって異なります。たとえば、そばかすは遺伝的な要素が強く、子どもの頃から見られる小さな斑点です。日焼けによるシミは紫外線のダメージによってできる茶色〜黒色の斑点で、表皮に現れ、そばかすに似ています。 肝斑はホルモンバランスの変化(妊娠、更年期、ピルの使用など)や内臓機能の変化が関係しており、特に女性に多く見られます。頬骨のあたりに左右対称に出ることが多く、蝶形に見えることもあります。中高年層に多い老人性色素斑は、皮膚の老化や紫外線の蓄積により生じ、手の甲や額など露出の多い部分に現れます。 また、ニキビ跡や湿疹、アレルギーなどによる炎症後の色素沈着もハイパーピグメンテーションの一種で、肌トラブルが起こった後に黒ずみとして残ることがあります。 このようなhyperpigmentationは、通常のスキンケアではなかなか改善しにくいですが、現代の美容医療では、より効果的で安全な治療法が増えてきました。 代表的な治療法の一つが、アメリカFDAおよび中国CFDAに認可されているPicoSure(ピコシュア)です。ピコ秒レーザーという非常に短いパルス幅でエネルギーを照射し、メラニンを瞬時に破壊する技術で、ダウンタイムが短く、安全性が高いとされています。 ロンドンのAi Beauty Clinicでは、イギリスでも数少ない正規導入クリニックとしてピコシュアを導入しており、シミや色素沈着の悩みに対して高精度なアプローチが可能です。特にFocus Lens Arrayと呼ばれる専用レンズを使用することで、755nm波長の光が深層部まで届き、より均一な肌トーンへと導きます。 また、症状が軽い方や、少しずつ改善したい方にはIPL(光治療)もおすすめです。OPT技術や非剥離型のフラクショナルレーザーResurFXを用いて、メラニンに直接作用する光を照射します。正常な皮膚にはダメージを与えず、ピンポイントで色素にアプローチできるため、安全性と効果の両立が可能です。必要に応じてケミカルピーリングや専用注射と組み合わせることで、さらに効果を高めることもできます。 ハイパーピグメンテーションは見た目の印象や自信に影響することもありますが、正しいアプローチでケアをすれば、改善は十分可能です。 ロンドンにあるAi Beauty Clinicは、英国政府の医療監査機関CQCに認定された正規の美容医療クリニックであり、日本語対応も可能な医療スタッフが在籍しています。安心・安全な環境で、一人ひとりのお悩みに合わせた最適な治療をご提案いたします。色ムラやシミが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
多くの人が知らないことですが、顔の中で最も老化が目立ちやすい部位は、目の下のたるみ(bags under the eyes)でも、おでこの深いシワでもなく、鼻の横にある二本の法令線(nasolabial folds)です。 「法令線」は英語でnasolabial foldsと呼ばれます。「naso-(鼻)」という語根からもわかるように、これは鼻から口元まで伸びるシワのことです。他にも、Creases (nostrils to mouth) と表現されることもありますし、もっとカジュアルな言い方では、smile lines や laugh lines とも呼ばれます。これは、笑った時にこの部分のシワが深くなりやすいことに由来しています。 顔や体にできるシワ全般は、英語でwrinklesと呼ばれます。もっと細かいシワはfine linesです。 表情によってできるシワはExpression linesとも言い、以下のような種類があります: 額のシワ:forehead wrinkles または worry lines 目尻のシワ:fish tail lines または crow’s feet 法令線:nasolabial folds また、身体にできる妊娠線は、stretch marksと呼ばれます。 これらのシワや細かいラインは、時間の経過によって現れる老化のサインです。そのため、美容医療(aesthetic medicine)の分野では、これらを薄くしたり除去したりするための様々な治療が行われています。特に顔の印象を大きく左右するnasolabial foldsは、治療の重要な対象です。 nasolabial foldsの除去には、外科手術ではなく非外科的美容(Non surgical procedures)がよく使われます。 たとえば、注射による微細整形(micro plastic injection)では、ヒアルロン酸注入(Dermal Fillers)により、鼻基底の凹みにフィラーを注入し、nasolabial foldsを目立たなくする治療が一般的です。 また、顔の若返り(Face rejuvenation)の分野では、アンチエイジング(Anti-aging)のための非侵襲的施術(non-invasive procedure)が活用されており、最新技術で肌をリフトアップし、コラーゲンの再生を促すことで、総合的に顔の老化を改善します。 Ai Beauty Clinicでは、Thermage […]
長年、白ニキビ(閉鎖面皰 / closed comedo)に悩まされている男性・女性の皆さん、どれくらいいらっしゃるでしょうか?本来はすべすべだった肌に、いつの間にかポツポツとしたブツブツが…。これは一体何者?そして、英語ではどう表現されるのでしょう? 白ニキビ(閉鎖面皰 / closed comedo)は一般的に「白頭(はくとう)」とも呼ばれ、英語ではclosed comedo / comedoneまたはwhiteheadと訳されます。これは、痤瘡(acne)の初期段階であるため、時にacneという言葉で総称されることもあります。閉じた毛穴(air follicle)の中に皮脂(sebum)がたまり、肌表面に小さな白い隆起として現れるのが特徴です。この段階では、毛穴が徐々に押し広げられ、痤瘡丙酸杆菌(propionibacterium acnes)が増殖し始めます。 粉刺の分類について 粉刺は、大きく以下のように分類されます: 開放性粉刺(Open comedone) 閉合性粉刺(Closed comedone)(=白ニキビ) また、見た目に基づく分類として: 黒頭粉刺(Blackhead comedone) 白頭粉刺(Whitehead comedone) 開放性粉刺は、いわゆる「黒ずみ」で、毛穴が開いた状態にあり、比較的押し出しやすいのが特徴です。一方、白ニキビ(閉鎖面皰)は毛穴が閉じた状態であり、皮脂腺の過剰な分泌(excessive production of sebum)により、毛穴の角化が進み、皮脂が内部に閉じ込められて酸化せず、白いまたは赤い点として皮膚の下に現れます。赤くなっている場合は炎症が起きており、その後ニキビ(pimple/acne)へと進行する可能性があります。 よくできる部位と繰り返しやすい肌質 白ニキビができやすい部位は以下のとおりです: おでこ(forehead) あご(chin) ほお(cheek) 唇まわり(lips) 小鼻のわき(wing of the nose) 特に、オイリー肌・ニキビ肌(油痘肌)の方は繰り返しやすい傾向があります。しつこく消えない白ニキビには、美容皮膚科(cosmetic dermatology)での施術が、一般的なスキンケア製品よりも早く効果を実感できることがあります。 注入治療(injectable aesthetics)には、以下のような代表的メニューがあります: 水光注射(Mesotherapy) 自己血液由来PRP(Platelet-rich plasma) いずれも、注射によって皮膚に「栄養」を届け、ざらついた肌質を改善することを目的としています。 また、皮脂分泌が多く、キメの乱れた肌には以下の施術も効果的です: ハイドラフェイシャル(Hydrafacial) ケミカルピーリング(Acid Peel) ハイドラフェイシャルは高級スキンケア(high-end […]
皺は、年月が顔に刻んだ痕跡だと言われます。その中でも、年齢を一目で印象づけてしまう主なものは、fine lines だけでなく、nasolabial folds、crow’s feet、forehead wrinkles など、目立つシワたちです。しかし、口元には見落とされがちな“老け見えの元凶”が潜んでいます。それが「Marionette Lines / puppet lines」です。 Marionette Lines(マリオネットライン)とは、まさに名前の通り、操り人形のように、口角から顎にかけて伸びる2本のラインのこと。状態が進むと「よだれシワ」や「括号纹」と呼ばれることもあり、明確に目立つ場合には「カッコ口」と冗談を言われることもあります。 マリオネットラインの特徴と原因 法令纹と並んで、マリオネットラインは顔の中下部において最も老けて見える特徴の一つです。加齢によるたるみや緩み、そして口角の外側や下方に現れる弧状の凹み(arc-shaped depressions)が見られ、重度の老化では口角の膨らみ(Perioral Mound)も伴うことがあります。 主な原因は以下のような変化です: 軟部組織のボリューム減少(decrease in soft tissue volume) 構造的な支えの喪失(loss of structural support) 真皮の弾力性低下(loss of collagen) また、表情が豊かすぎる習慣、頬骨(cheekbones)が高い人、顎が前に出ている人、筋肉の張りが少ない人などは、法令纹や木偶纹が現れやすい傾向にあります。加齢によるコラーゲンの減少も大きな要因であり、顔面骨格の変化によって支えが弱まり、頬の脂肪が下に溜まることで、木偶纹や「たるみ」が目立つようになります。 静的 vs 動的 マリオネットライン 他のシワと同様に、マリオネットラインにも2種類あります: 静的マリオネットライン(Static Marionette Lines)加齢により常に見える本物のシワで、fat pockets や sagging skin とともに現れるのが特徴です。 動的マリオネットライン(Dynamic Marionette Lines)若い人に見られる表情シワで、表情筋をよく使うことで目立つようになります。予防的なケアが重要です。 アジア人に多い理由 私たちアジア人は、上顎骨が後退している傾向や、下顎骨の発達不足(顎が小さい/後退)により、もともと顔の支持力が弱い傾向にあります。加齢に伴って骨量が減少すると、さらに支えが失われ、木偶纹が目立ちやすくなります。目立つようになったら、医療美容による老化対策を検討すべき段階です。 […]
汗管腫(Syringoma/Hidrocystoma)とは、皮膚にできる小さな良性腫瘍の一種であり、一見すると脂肪粒(milia)や丘疹(papules)と間違われることがありますが、実際には汗管腫は特徴的な所見により容易に識別できます。 汗管腫は、大きな汗腺(sweat gland)の存在しない部位、特に顔面、なかでも下まぶたに好発します。肌色~淡黄色または黄褐色の小さな丸いまたは平坦な粒状の皮膚病変として現れ、サイズは針の先ほどの小さなものから栗のような大きさまでさまざまです。表面は滑らかで、ほとんどのケースでは無症状、あるいは軽度のかゆみを伴う程度です。 この皮膚状態の原因は複数あり、遺伝(Genetics)、自然老化(Natural Aging)、内分泌の変化(Endocrine)、体質などが関係しています。たとえば、家族内に同じ症状を持つ人がいる場合は、遺伝的要因が疑われます。また、加齢により皮膚細胞の代謝が低下することで、汗管腫ができやすくなることもあります。思春期、妊娠、月経周期の変化、ホルモン使用などの内分泌変化も発症を助長する可能性があります。さらに、免疫状態や油分の多いスキンケア製品の使用も関与していると考えられています。 顔面以外にも、胸部や腹部などの体の他の部位にも出現する場合があります。一部の患者は、ビタミンEや抗酸化物質(antioxidants)などのサプリメントや薬を試すこともありますが、これらの効果は確実ではないため、専門医の指導のもとでの治療が推奨されます。 治療方法としては、局所冷凍療法(cryotherapy)や外科的手術(surgical operation)などがあります。冷凍療法では、患部を凍結することで異常細胞を破壊しますが、複数回の施術が必要になることもあります。外科手術は、特にサイズが大きい場合や美容上問題となるケースにおいて有効です。 日常的な汗管腫の管理には、美容医療(aesthetic medicine)の分野で一般的に使用される光電治療(photodynamic therapy)が主な選択肢となります。なかでも、Fotona 4D Proは高性能なレーザーシステムで、Nd:YAGレーザー技術を用いて汗管腫を効果的に破壊し、皮膚の代謝によって自然に排出させます。さらにこの機器は、「内外からの分層アプローチによる4次元若返り療法」という唯一無二の技術を有し、輪郭のたるみ、肌の色ムラ、肌質、ボリュームの減少など、加齢による4つの主な問題を同時に改善し、脂肪の溶解・引き締め・肌の若返りを実現します。 汗管腫の治療においては、正規かつ専門性の高い美容医療機関を選ぶことが非常に重要です。AI Beauty Clinicは、イギリスのCQC(Care Quality Commission)認証を受けた医療美容機関として、豊富な臨床経験と先進的な治療機器を有し、安全かつ効果的な治療プランを提供しています。医療スタッフが一人ひとりの症状に合わせてオーダーメイドの施術計画を立案し、効果と安全性の両立を図ります。 汗管腫の治療にとどまらず、AI Beauty Clinicでは肌の引き締め、シミ取り、シワ取りなど、幅広いスキンケアサービスを提供しており、ロンドンで最も人気のあるアジア系医療美容機関の一つです。 結論として、汗管腫は一般的な皮膚の問題ではありますが、適切な治療と予防策を講じることで、効果的にコントロールし改善することが可能です。AI Beauty Clinicは、すべての美を求める方に最高品質の美容医療サービスを提供することを使命としています。
イギリスで美容医療に興味を持った方なら、一度は耳にしたことがあるであろう「Mesotherapy(メソセラピー)」。日本語では「メソセラピー」と音訳されることが多いですが、原義に立ち返ると、「中胚葉療法(ちゅうはいようりょうほう)」や「皮内注射療法」などとも呼ばれます。 この施術は、もともとは医療目的の皮下注射技術として誕生しましたが、韓国での美容施術としての爆発的な人気を経て、現在では世界中で定番の**美肌管理(スキンマネジメント)法として知られるようになりました。特に水光注射(スイコウチュウシャ)**という名称でも知られ、イギリスでも多くの方が定期的なスキンケアの一環として取り入れています。 水光注射の仕組みとは? 水光注射(Mesotherapy)は、ヒアルロン酸などの有効成分を極細の針で真皮層に直接注入することで、肌にうるおいとハリを与え、シワやくすみを改善し、肌の再生力を高める施術です。シンプルに言えば「美容成分を肌の内側にダイレクトに届ける治療」であり、例えば: ヒアルロン酸 → 保湿・弾力アップ コラーゲン → ハリ・ボリューム補填 ボツリヌストキシン → シワ予防・改善 ビタミンC → 美白効果 ビタミンA+E → 抗酸化・エイジングケア など、目的に応じて成分をカスタマイズして注入することが可能です。 ヒアルロン酸は1分子で500〜1000個の水分子を抱え込める強力な保湿成分であり、「1回の水光注射は1000枚のフェイスマスクに相当する」と言われるほど。実際に、施術直後から肌のふっくら感やツヤを実感できることが多いのが特長です。 イギリスで選ばれている水光注射ブランド イギリスでは、MHRA(英国医薬品・医療製品規制庁)やEUの認可を受けた製剤のみが使用されており、安全性が非常に高いのがポイント。代表的なブランドには: FILORGA NCTF135(フィロルガ) CYTOCARE 532(サイトケア) TEOSYAL MESO(テオシャル) RESTYLANE SKINBOOSTERS(レスチレン) SURFACE WHITE / SURFACE MESO BCNスポット除去注射 などがあります。 多くの方が、ヒアルロン酸+フィロルガの組み合わせや、ビタミンCを加えた美白目的の配合など、自分の肌質や悩みに合わせたブレンドを選んでいます。 手打ち vs 機械打ち、水光注射はどっちがいい? 水光注射には「手打ち(手作業注入)」と「機械打ち(自動注入機使用)」があります。機械注入は量や深さを正確にコントロールできる利点がありますが、部位によっては薬液が漏れやすくなるなどのデメリットも。細かい部位や個別対応が必要な場合は、医師による手打ちで丁寧に注入されることもあります。 Ai Beauty Clinicの水光注射が選ばれる理由 ロンドン中心部・オックスフォードストリートにあるAi Beauty Clinicでは、日本人を含むアジア系のお客様に多数対応してきた臨床経験豊富な医師陣が対応いたします。当院では、施術前にVISIA肌診断機を使って肌の状態をデータで可視化し、1対1のカウンセリングに基づいたカスタム調合を行います。 さらに、当院のスタッフはすべてGMC(英国医師会)またはNMC(看護師評議会)登録済みの医療従事者で構成されており、NHS(英国国営医療機関)出身の医師・看護師が在籍しています。日本人の肌質や美意識を理解したチームによる施術なので、イギリス在住の日本人のお客様からも高い支持を得ています。 […]
若々しさや引き締まりの反対語は——老化とたるみです。特に顔のたるみや下垂は、老化や年齢をもっとも如実に露呈させます。科学的な認識では、同年代の人より10歳若く見えれば、それだけで非常に成功しているとされます。そのため、医療美容による若返りのハイテクは、近年、世界中で大流行しています。多くの方がご存知の通り、現在市場で最も主流とされる2つの医療美容アンチエイジング技術は、ウルセラ(超音波リフト)とサーマクール(高周波リフト)です。どちらもアンチエイジング・引き締め・リフトアップを主軸とした最先端の医療美容機器であり、高価な施術です。私たちのように異なるニーズを持つ人にとって、非侵襲的なアンチエイジングとして、どちらを選ぶのが適切なのでしょうか? イギリス・ロンドン医療美容解説 Ai Beauty Clinicは、英国の権威ある医療美容第三者プラットフォーム「Consulting Room」に認証された正規の医療美容機関として、アメリカ正規版のMerz社製ウルセラと、最新の第5世代サーマクールFLXの両方を正式に導入しています。今回は、2つの機器の違いとそれぞれの優位性についてご説明します。 Q1:原理の面で、ウルセラとサーマクールはそれぞれどのように作用するのですか? 皆さんは子どもの頃、太陽の下で虫眼鏡を使って紙に光を集め、しばらくすると「パッ」と紙が燃えるという遊びをしたことがあるでしょうか?ウルセラの原理はまさにそれです。超音波エネルギーを用い、分散した超音波を皮下4.5mmのSMAS筋膜層に集束させ、65℃〜70℃の温度を生じさせて、1万個近い凝固点を作り出します。これらの高温凝固点がコラーゲンを即座に収縮させ、刺激によって大量の新生と再構築が促され、新しいコラーゲン線維網が形成されます。これにより、肌の深層から弾力を強化し、たるみ・下垂した肌を再び引き締めリフトアップさせるのです。 一方、サーマクールの本質は「高周波(ラジオ波)」であり、これは高周波交流電磁波の略称です。サーマクールは特許技術のある治療用チップを使い、電場を集束させる効果を生み出し、真皮層に正確に作用させます。真皮を65℃〜75℃まで加熱し、真皮の線維層に熱損傷を与えることで、刺激を受けた細胞は「組織が傷ついた」と錯覚して治癒信号を発信し、大量のコラーゲンが修復のために生成されます。つまり、体内の自然な自己修復メカニズムを促進することで、コラーゲンが再構築され、肌が瞬時に引き締まるのです。 Q2:基本原理以外に、他にはどのような違いがありますか? ウルセラとサーマクールは効果が似ていますが、具体的な数値やディテールにおいて異なる点があります。 光波と作用層の違い:ウルセラの光波エネルギーはメスのように皮膚を貫通し、表皮、真皮、脂肪層を通過して筋膜層に到達し、標的にエネルギーを照射します。表皮や真皮には影響を与えず、目的に応じて異なる深さのカートリッジ(通常は1.5mm、3.0mm、4.5mm)を選ぶことができます。一方、サーマクールは単極性高周波を使用し、チップから出る電波が皮膚を層ごとに通過しながら伝導され、まるで電子レンジで食品を温めるように、層を通して真皮層に到達します。これは“伝導型の加熱”といえます。 治療チップの違い:ウルセラのチップは1.5mm、3.0mm、4.5mmと深さ別に設定されています。現在の最新型である第5世代サーマクールFLXも、最大で4.3mmまで届く設計になっています。ただし、サーマクールのチップは顔用・目元用・ボディ用の3種類に分かれており、それぞれ一回使い切り・一人一用です。Ai Beautyでは、現場でその場で開封して使用するため、正式かつ安全で衛生的です。 対応する悩みの違い:ウルセラはリフトアップ、引き上げ、深層引き締めに特化しており、皮膚のたるみ・下垂が著しい方により適しています。一方、サーマクールはしわの除去、表層の引き締め、脂肪の軽減に強みがあり、軽度のたるみや下垂のある方に向いています。 ウルセラ VS サーマクール 適応比較(ロンドン医療美容) 術後効果のタイミング:一般的にウルセラは、施術直後に10%〜20%の効果を実感し、2〜3ヶ月後に明確な効果が現れ、6ヶ月後に最も良い効果を迎えます。メンテナンスが良好であれば、効果は2〜3年持続します。 サーマクールは施術直後に肌の引き締め効果が感じられ、2〜4ヶ月後に効果が現れ始め、6ヶ月後にピークを迎えます。その後は効果のスピードがゆるやかになり、こちらも適切なケアをすれば2〜3年の維持が可能です。 認証の違い:ウルセラはFDAに唯一「リフティング」の適応症として認定された引き締めシステムです。一方、サーマクールは、上下まぶたの引き締め・しわ取りに対してFDAが唯一許可した機器であり、1回の施術で明らかなリフトアップ・引き締め・しわ改善効果を得られる医療美容機器として、世界的に高く評価されています。FDAは米国食品医薬品局であり、世界で最も厳格な認証基準といわれています。つまり、両者とも非常に優秀な機器です。 Q3:ウルセラとサーマクール、それぞれの際立つメリットは? ウルセラの強み:超音波可視化によるしわ取り・リフトアップシステムであり、SMAS筋膜層を対象とする「極限音波リフト」とも呼ばれています。肌の老化は25歳前後から始まり、肌の弾力と強度を保つSMAS(筋膜層)のコラーゲンや弾性線維が損傷・退化することで避けられなくなります。したがって、深層のSMAS層でのコラーゲン新生を活性化することがカギとなります。ウルセラはまさにそこへ作用します。ウルセラの極限的な深さと高温により、一度の施術でも大きなリフトアップ効果が得られ、エネルギーは表皮を通過するため皮膚を加熱せず、周囲の組織を傷つけずに正確な治療が可能で、根本的に老化の問題を解決できます。 サーマクールの強み:今回導入した新世代のThermage FLXは、「F」はFASTER(高速化)、「L」はALGORITHM(アルゴリズム)、「X」はEXPERIENCE(快適性)を意味します。Thermage FLXは、非侵襲的なしわ改善・引き締め・ボディライン形成のための最新型です。REP(高周波エネルギーパルス)内にAccuREP™技術を搭載しており、局所のインピーダンスを自動で測定し、エネルギー出力を調整することで、治療部位に均一なエネルギーを与え、より正確な治療効果を実現します。同時に火傷のリスクをゼロに近づけ、第4世代よりもさらに進化した効果が得られます。 Q4:このようなアンチエイジングのニーズがある人は、どちらを選ぶべきでしょうか? (左図:サーマクールFLX施術図 右図:ウルセラ施術図) 両方ともそれぞれの強みがあります。サーマクールは家を建てる際の「コンクリート」のように、全体の構造を通して働きかける施術であり、ウルセラは「鉄筋」のように定点・定深度・定位置で筋膜を刺激します。深さで言えばウルセラのほうが深く、温度も高めです。どちらもフェイスライン改善、引き締め、皮膚の引き上げに効果がありますが、違いとしては、ウルセラは脂肪が多くてたるみが強い中高年層に向いており、サーマクールは軽度のたるみ・下垂がある若年層に向いています。簡単に言えば、ウルセラは「下垂重視」、サーマクールは「引き締め重視」です。 はっきり分けるならば、ウルセラは脂肪燃焼・収縮により、脂肪量が多い若年層により適しています。脂肪が少ない人がウルセラを受けると、下垂や凹みが目立ちやすくなります。一方、サーマクールは引き締め効果がより高く、脂肪量が少なく、皮膚がたるみ始めた人に向いています。初期老化の予防、顔のふくらみを維持したい人、コラーゲンの生成を促したい人には、サーマクールがより適しています。 実際、ウルセラとサーマクールは競合するものではなく、条件が許せば「強力な組み合わせ」として併用することも可能です。2つの異なる治療効果を組み合わせることで、単体では得られない理想的な総合アンチエイジング効果が期待できます。 Ai Beauty Clinicでは、感謝の気持ちを込めて、サーマクール+ウルセラのコンビネーション施術を特別価格でご提供しています。お客様に最も専門的で、最も効果的、最も適した、本格的な総合アンチエイジング治療をお届けいたします。