顔が大きい・咬筋肥大・ベビーフェイスの英語表現について

「顔が大きい」という悩みは非常に一般的で、毎年のように検索トレンドに登場します。実際、多くの女性が「自分は顔が大きい・顔に肉がつきやすい」と感じています。それでは、英語ではこの「顔が大きい」をどのように表現するのでしょうか?

顔の形の中でも、最も理想的とされるのがoval faceです。なお、egg faceと直訳するのは誤りです。

他には、round face(丸顔)、square face(四角顔)、そしてbaby face(童顔)などがあります。

 
 

ふくよかな顔、肉付きの良い顔は、英語ではchubby cheekと表現されます。「chubby」は「ふっくらした」「ぽっちゃりした」という意味です。

「ベビーフェイス」にあたる表現としては、baby fatは体全体のぽっちゃり体型に使われることが多く、顔に特化した表現にはplump faceが適切です。「plump」は「丸々とした」「ふくよかな」という意味で、可愛らしくて柔らかい印象を与える表現です。

また、多くの人が経験するのが、頬の肉が張り出す現象であるstud jowlです。これは元々動物の生理現象に由来しますが、人間の場合、美容的な悩みとして扱われます。

このような状態は、頬の両側に脂肪がたまりやすくなる、またはmasseter muscle(咬筋)の肥大によって顔が広がって見える状態を指します。さらに加齢によるたるみも加わることで、顔全体が大きく、角ばって見えるようになります。

 
 

分類として、以下の4タイプに分けられます:

  • Fat deposition type of chubby cheeks(脂肪の蓄積型)

  • Bony chubby cheeks(骨格型)

  • Sagging type of chubby cheeks(たるみ型)

  • Enlarged Masseter (chewing muscle) type of chubby cheeks(咬筋型)

また、顔全体の大きさに関しても以下のように分類されます:

  • Subcutaneous fat type(皮下脂肪型)

  • Enlarged Masseter(咬筋肥大型)

  • Sagging cheeks type(たるみ型)

  • Bony face shape(骨格型)

顔の構造はbone(骨格)、muscle and aponeurosis(筋肉・腱膜)、body fat(脂肪組織)から成り立っており、骨格は基本的に外科的処置なしでは変えられません。したがって、改善の多くは筋肉や脂肪にアプローチすることになります。

 
 

ロンドンのAi Beauty Clinicによると、masseter muscleの発達による顔の大きさには、botulinum toxin、つまりFace slimming injectionが有効です。

また、muscle and aponeurosisの調整には、ULTHERAPYTHERMAGEThread liftなどの施術が活用されます。

脂肪による顔の大きさには、Lipodissolve injectionが適しています。これらの治療は組み合わせて行うことも可能で、個々の顔の状態に応じて最適なプランを提案する必要があります。

さらに、「特徴がなく一般的な顔」はaverage faceと表現されます。対して、「芸能人のような顔立ち」や「そっくりな顔」はスラングでdead ringerと呼ばれます。“dead”は「完全な」という強調語で、“ringer”は代役を指し、「見分けがつかないほど似ている人」を意味します。

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