数ある皮膚トラブルの中でも、**ニキビ(痤瘡)**に関する悩みは常にトップクラス。誰もが一度は経験したことがあると言っても過言ではなく、ニキビができやすい肌質は「ニキビ肌(acne-prone skin)」と呼ばれるほど。綺麗な肌でもニキビができ始めると、一気に「肌トラブル地獄」の始まりです。そんなよくある悩み、英語ではどう表現するのでしょうか?

一般的に、「ニキビ」は英語で Pimple(膿を持ったできもの) と訳されます。Zit も同じ意味で使われますが、よりカジュアルな表現です。一方、「痤瘡」という言葉には Acne という専門的な表現が使われます。つまり、Acne=痤瘡(専門用語)、Pimple/Zit=ニキビ(一般的・口語的表現)と区別できます。
厳密に言えば、ニキビ(pimple)は痤瘡(acne)の初期段階の一種で、例えば粉瘤(Comedone)もニキビとして扱われることがあります。症状が悪化すると、本格的な痤瘡と診断されることになります。
ニキビ(Pimple)にはこんな種類がある:
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粉刺性ニキビ:Comedones(コメド)
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丘疹性ニキビ:Papules(パピュール)
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膿疱性ニキビ:Pustules(パスチュール)
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嚢腫性ニキビ:Cysts(シスト)
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結節性ニキビ:Nodules(ノジュール)
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萎縮性ニキビ:Atrophic Pimple(アトロフィック・ピンプル)
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聚合性ニキビ:Aggregate Pimples(アグリゲート・ピンプル)
痤瘡(Acne)にはこんな種類も:
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思春期痤瘡:Adolescent Acne(アドレッセント・アクネ)
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コメド型痤瘡:Comedonal Acne(コメドナル・アクネ)
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新生児痤瘡:Baby Acne(ベビー・アクネ)
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薬剤性痤瘡:Drug-induced Acne(ドラッグ・インデュースド・アクネ)
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爆発型痤瘡:Acne Breakouts(アクネ・ブレイクアウト)
特に思春期痤瘡(Adolescent Acne)は最もよく見られるタイプで、日本語では「青春ニキビ」とも呼ばれます。ただし、これを英語にする時に「young bean」や「teenager bean」と直訳するのは絶対にNGです!
皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まり、細菌の増殖、炎症反応など、さまざまな要因がニキビ(get pimples)の原因となります。ニキビができやすい肌は acne-prone と表現できます。
また、「ニキビを潰す」は次のように言います:
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Pop a pimple(ポップ・ア・ピンプル)
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Pick a pimple(ピック・ア・ピンプル)
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Squeeze the pimple(スクイーズ・ザ・ピンプル)
ただし、自己判断でニキビを潰すのはNG!誤ったケアは炎症性皮膚疾患(inflammatory skin disorder)を悪化させてしまう可能性があります。だからこそ、スキンマネジメント(skin management)として専門的な施術を選ぶことが大切なのです。
痤瘡(Acne)改善におすすめの医美施術(injectable aesthetics & skin management)
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水光注射:Mesotherapy(メソセラピー)
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PRP自体血清:Platelet-rich plasma(PRP)
これらの施術は、脂性ニキビ肌(oily acne skin)に特に適しており、ニキビの改善だけでなく保湿や美肌効果も期待できます。
また、以下のようなスキンケア施術との併用も効果的です:
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海菲秀:Hydrafacial(ハイドラフェイシャル)
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ケミカルピーリング:Acid Peel(アシッドピール)
これらの施術は、皮脂の分泌を抑制(inhibiting oil secretion)し、抗菌・抗炎症作用、ターンオーバー促進によって肌のバリア機能を回復(restore skin barrier)してくれます。
さらに、肌質改善や総合的なニキビ肌の治療(improve skin texture)には:
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射頻ゴールドニードル:Radiofrequency (RF) Microneedling(RFマイクロニードリング)
RFエネルギーは皮膚の炎症抑制・殺菌効果に優れ、毛穴の開き・ニキビ跡といった複合的な悩みにアプローチできます。
注意事項(英国で施術を受ける場合)
イギリス・ロンドンで医療美容機器を使った施術を受ける際は、英国国家医療監督機関CQC(Care Quality Commission)の認証を受けた正規のクリニック(例:Ai Beauty Clinic)を選ぶことが大切です。信頼できる機関で、安全・効果的な施術を受けましょう。