ディスポート

各治療時間は約20分程度です。

• 授乳中および妊娠中の女性
• 重症筋無力症、多発性硬化症
• アミノグリコシド系抗生物質を使用している患者（ゲンタマイシン、カナマイシン、アミカシンなど）
• タンパク質アレルギーやアレルギー体質の患者
• 重度の心臓、肝臓、腎臓、肺疾患および結合組織疾患のある患者

• 注射時には軽い痛みがありますが、個人の体質によっては注射直後に軽いあざができる場合があります。1〜2日で徐々に消えます。
• 注射後は硬い食べ物を避け、1週間は辛いもの、海鮮類、アルコールや喫煙を控えてください。
• 注射後は顔のマッサージ、温湿布、こすることを避けてください。

Dysportは治療後3〜4日で効果が現れ始め、1〜2週間後に最も顕著な効果が得られます。効果は3〜6ヶ月持続します。個人のニーズに応じて3〜6ヶ月ごとに治療を繰り返すことで、より長く安定した効果を維持することをお勧めします。

Dysportは欧米で20年以上使用され、アジア地域（韓国や台湾など）でも10年以上の実績があります。適切に使用すれば（治療部位と用量が正しければ）、絶対に安全です。臨床研究では、治療後に一時的な副作用が現れる人は約0.5%に過ぎません。例えば、一時的な頭痛、筋肉の一時的な無力感、表情の不自然さなどで、永久的な副作用はありません。

• シワの軽減（表情ジワ）: 額、眉間、目元（目尻のシワ）のシワを消します。
• 小顔効果: 咬筋の肥大を改善します。
• ふくらはぎを細く: ふくらはぎの筋肉の局所的な緊張を減らし、筋肉を滑らかにします。
• 多汗症の治療: 汗腺の発汗を抑制し、汗の量を効果的に減少させます。
• リフトアップ: コラーゲンの再配置と増生を刺激し、顔の皮膚を効果的に引き締め、リフトアップ効果を達成します。

1. シワの軽減: 注射後3〜4日で効果が現れ始め、1〜2週間後に効果が顕著になります。効果は一般的に3〜6ヶ月持続します。
2. 小顔効果: 注射後約2週間で効果が現れ始め、3ヶ月後に効果が顕著になります。臨床研究では、3ヶ月後に咬筋の厚さが平均30%以上減少し、効果は一般的に6〜12ヶ月持続します。
3. ふくらはぎを細く: 注射後4〜8週間で効果が現れ始め、3ヶ月後に効果が顕著になります。効果は一般的に12ヶ月以上持続します。
4. 多汗症の治療: 注射後2〜3日で効果が現れ始め、1週間後に効果が顕著になります。発汗が平均80%以上減少し、効果は一般的に6〜12ヶ月持続します。
5. リフトアップ: 注射後10〜20分で即効性があり、1〜2週間後に効果が顕著になります。効果は一般的に3〜6ヶ月持続します。

1UのBotox（ボトックス）＝1Uの蘭州衡力＝1Uの粉毒＝4UのDysportです。Dysportは500Uなので、4で割ると125Uとなり、その薬効はより強力です。

臨床研究では、適切に使用すれば長期使用は安全であることが示されています。また、繰り返し治療を受けることで、副作用は治療回数の増加とともに減少し、効果の持続期間も延長されます。専門医は毎回、部位の状況（筋肉の大きさ、シワの程度など）に応じて用量を決定し、用量は治療回数によって影響されません。

• Botox（ボトックス）は最も早く使用が開始されたA型ボツリヌストキシンで、30年の歴史があり、世界的に広く使用されています。その拡散度が小さいため、細かい部位の注射において安定性が高いです。
• Dysport（ディスポート）はBotoxより拡散速度が速いため、効果の発現が早く、広範囲の部位の注射に適しています。価格面では、DysportはBotoxより安価であるため、広い範囲の注射でもコストパフォーマンスが高いです。ただし、両者の用量単位は異なるため、同じ部位の注射用量を互換または比較することはできません。

具体的には、当院の専門医にご相談の上、診断・決定することをお勧めします。