イギリスで生活していると、仕事やストレス、天候の変化により肌の調子が崩れやすくなります。特に「夜更かしした翌日、顔色がどんより」「最近くすみやシミが目立つようになってきた」と感じたことはありませんか?そんなときにふと鏡を見て気づくのが、hyperpigmentation(ハイパーピグメンテーション)です。
ハイパーピグメンテーションとは、メラニン色素が過剰に生成・沈着することで、肌の一部が他の部分よりも濃く見えたり、色ムラが生じたりする状態を指します。日本語では「色素沈着」や「シミ」とも表現され、美容医療の現場では広く使われる用語です。

この色素沈着にはさまざまな種類があり、原因や症状によって異なります。たとえば、そばかすは遺伝的な要素が強く、子どもの頃から見られる小さな斑点です。日焼けによるシミは紫外線のダメージによってできる茶色〜黒色の斑点で、表皮に現れ、そばかすに似ています。
肝斑はホルモンバランスの変化(妊娠、更年期、ピルの使用など)や内臓機能の変化が関係しており、特に女性に多く見られます。頬骨のあたりに左右対称に出ることが多く、蝶形に見えることもあります。中高年層に多い老人性色素斑は、皮膚の老化や紫外線の蓄積により生じ、手の甲や額など露出の多い部分に現れます。
また、ニキビ跡や湿疹、アレルギーなどによる炎症後の色素沈着もハイパーピグメンテーションの一種で、肌トラブルが起こった後に黒ずみとして残ることがあります。
このようなhyperpigmentationは、通常のスキンケアではなかなか改善しにくいですが、現代の美容医療では、より効果的で安全な治療法が増えてきました。
代表的な治療法の一つが、アメリカFDAおよび中国CFDAに認可されているPicoSure(ピコシュア)です。ピコ秒レーザーという非常に短いパルス幅でエネルギーを照射し、メラニンを瞬時に破壊する技術で、ダウンタイムが短く、安全性が高いとされています。

ロンドンのAi Beauty Clinicでは、イギリスでも数少ない正規導入クリニックとしてピコシュアを導入しており、シミや色素沈着の悩みに対して高精度なアプローチが可能です。特にFocus Lens Arrayと呼ばれる専用レンズを使用することで、755nm波長の光が深層部まで届き、より均一な肌トーンへと導きます。
また、症状が軽い方や、少しずつ改善したい方にはIPL(光治療)もおすすめです。OPT技術や非剥離型のフラクショナルレーザーResurFXを用いて、メラニンに直接作用する光を照射します。正常な皮膚にはダメージを与えず、ピンポイントで色素にアプローチできるため、安全性と効果の両立が可能です。必要に応じてケミカルピーリングや専用注射と組み合わせることで、さらに効果を高めることもできます。

ハイパーピグメンテーションは見た目の印象や自信に影響することもありますが、正しいアプローチでケアをすれば、改善は十分可能です。
ロンドンにあるAi Beauty Clinicは、英国政府の医療監査機関CQCに認定された正規の美容医療クリニックであり、日本語対応も可能な医療スタッフが在籍しています。安心・安全な環境で、一人ひとりのお悩みに合わせた最適な治療をご提案いたします。色ムラやシミが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。